【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.08.  123456789101112131415161718192021222324252627282930 2017.10.
年末年始は温かいお言葉の数々、ありがとうございます。
「好きすぎて『秘密』を語れない」という悩みもありますが、
『秘密』はもう大好きで大好きで。
なので、自分なりの表現方法を見つけていきたいと思います。

『秘密』はねぇ。読んでてホント様々な感想を抱いて。
「もうそれは自分の「秘密」にすべき感情では?」とか、
もうホント、矛盾してしまう感想もたくさんあって。
それを全部説明していくのは難しいのでは?とか。



コミックス未収録の言葉で、大好きな言葉があります。
もういい加減、コミックス化されないと思うし、
どうしても聞いて欲しいのです。


「自分の力では、どうしようもない現実、
 やりきれなさい空しさや切なさ、
 そういう現実とまともにぶつかってくじけて、
 ヘタれてしまった弱い人間が好き。
  
 そしてそんな果てしなく続くまっ暗闇の中でも、
 もうない希望や、光や救いを探してしまう、
 何とも諦めの悪い人間がさらに好き。
 
 そんな愛すべき生き物「人間」を
 この『秘密』の世界で一人でも多く描いていけたら、
 私自身、頑張っていける気がするのです」
 
 『秘密の秘密』 清水玲子 『メロディ』2006年5月号より。




私は、三好を憎めません。
三好さえ、弱くて愛しい人間という存在です。
三好の悪い所を探そうとしないので、ニブイのかもしれません。
青木と薪さんの関係をあまり恋愛とは考えていないこともあって、
(どっちかというと、「絆」かなぁ?)
青木には薪さんを一番にして欲しいけれど、
青木×三好はまだ結論ではないと、甘いのかもしれません。
青木はいつか三好でなく薪さんを選ぶのではないか?
そう思っているので、あせったりできない。
むしろ、青木が薪さんのことに気付いたほうがうれしくて。

三好には、鈴木でも、薪でも、鈴木に似た青木でもない、
違う人と出会えたほうが幸せではないかと思っています。

いつか三好がそのループから離れたら。

薪が青木を必要とするのと、三好にとっての青木は、
重みが全然違うから。
薪には、青木が必要だから。


「青木に薪の全てを支えられるか?」と聞かれたら、
「まだわからない」としか答えられない。未知数でしかない。
薪の負うものは、薪自身にも岡部にも青木にも、
負いきれるものではない。


でも。薪の抱える弱さは、薪の痛みは、
それゆえ薪の室長としての資質かもしれない。
公私を超えるのは、いい事ではないかもしれない。
事件を解決しても、むなしさや無力さを感じるばかりかもしれない。
薪が今何を願っているか、何を信じているかはわからない。
ただ彼に、「生きてきてよかった」と、少しでもそう思って欲しい、
そればかり祈っている。

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2009.01.05 (Mon) 19:30
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