【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
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年末年始は温かいお言葉の数々、ありがとうございます。
「好きすぎて『秘密』を語れない」という悩みもありますが、
『秘密』はもう大好きで大好きで。
なので、自分なりの表現方法を見つけていきたいと思います。

『秘密』はねぇ。読んでてホント様々な感想を抱いて。
「もうそれは自分の「秘密」にすべき感情では?」とか、
もうホント、矛盾してしまう感想もたくさんあって。
それを全部説明していくのは難しいのでは?とか。



コミックス未収録の言葉で、大好きな言葉があります。
もういい加減、コミックス化されないと思うし、
どうしても聞いて欲しいのです。


「自分の力では、どうしようもない現実、
 やりきれなさい空しさや切なさ、
 そういう現実とまともにぶつかってくじけて、
 ヘタれてしまった弱い人間が好き。
  
 そしてそんな果てしなく続くまっ暗闇の中でも、
 もうない希望や、光や救いを探してしまう、
 何とも諦めの悪い人間がさらに好き。
 
 そんな愛すべき生き物「人間」を
 この『秘密』の世界で一人でも多く描いていけたら、
 私自身、頑張っていける気がするのです」
 
 『秘密の秘密』 清水玲子 『メロディ』2006年5月号より。




私は、三好を憎めません。
三好さえ、弱くて愛しい人間という存在です。
三好の悪い所を探そうとしないので、ニブイのかもしれません。
青木と薪さんの関係をあまり恋愛とは考えていないこともあって、
(どっちかというと、「絆」かなぁ?)
青木には薪さんを一番にして欲しいけれど、
青木×三好はまだ結論ではないと、甘いのかもしれません。
青木はいつか三好でなく薪さんを選ぶのではないか?
そう思っているので、あせったりできない。
むしろ、青木が薪さんのことに気付いたほうがうれしくて。

三好には、鈴木でも、薪でも、鈴木に似た青木でもない、
違う人と出会えたほうが幸せではないかと思っています。

いつか三好がそのループから離れたら。

薪が青木を必要とするのと、三好にとっての青木は、
重みが全然違うから。
薪には、青木が必要だから。


「青木に薪の全てを支えられるか?」と聞かれたら、
「まだわからない」としか答えられない。未知数でしかない。
薪の負うものは、薪自身にも岡部にも青木にも、
負いきれるものではない。


でも。薪の抱える弱さは、薪の痛みは、
それゆえ薪の室長としての資質かもしれない。
公私を超えるのは、いい事ではないかもしれない。
事件を解決しても、むなしさや無力さを感じるばかりかもしれない。
薪が今何を願っているか、何を信じているかはわからない。
ただ彼に、「生きてきてよかった」と、少しでもそう思って欲しい、
そればかり祈っている。

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2009.01.05 (Mon) 19:30
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