【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.04.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2017.06.
私は、全ての私の考察、レビュー、感想は、
私自身の解釈の一部でしかない、
『秘密』は読むたび感想もそのたび変わる、そう思っています。

その一部を文にして、表現した感想のみが、
私の解釈と思われるのは、とてもとまどってしまう。

でも、今、『秘密』への思いをあいまいにしたままで
いるわけにはいけない、と思い、書きます。

(以下雑誌掲載分ネタバレ)



私は、『秘密2009 ACT.1』を読んで、
薪さんをかわいそうとか感じなかったんです。
だから、他の方のレビューを読んで、びっくりして。
かなり悩んだんですけど。私鈍いのか?と。

なんて薪さんは生き生きと働いているんだろう。
なんて自分の能力を発揮しているんだろう。
そういった薪さんのかっこよさばかり見てしまって。

そして、岡部へのゆるぎない信頼関係。
P89のセリフ。。。うわーー!!
すごい信じてるよ。岡部を。
いや、私、薪さん岡部にも心を閉ざしているのではないかと。
危惧していたんでね。この薪と岡部の信頼や絆のオンパレード、
びっくりしたんですよ。
薪のことを何でもフォローする岡部も。
薪さんそれも見越してる? というか岡部に甘えてる? とか。

被害者加害者遺族に感情移入しすぎることも、
それさえ洞察力パワーアップの源か? とか。

「うちの岡部が何か非礼を?」とか、
なぐりそうになる岡部とか、
薪だけが止めれる岡部とか。
ラブラブじゃん(←違。)
休憩時間も一緒vvvと。



そして。雪子へも。
薪さんは、雪子のことを、ずっと心配していたのかもしれない。
自分のせいで恋人を失った雪子を。
だって鈴木と雪子と薪の3人の写真を自宅に飾っていたから。
(あそこに、「3年前の第九メンバーの写真」も隣にあるのではと推測。)

そして雪子も。最後になるかもしれないその前に、
鈴木の墓参りをしたり、
鈴木の写真をいまだ飾っている。(『2007』時点。今は不明。)

あるいは。同時に薪は雪子に嫉妬もしていたと思う。
鈴木を失い、なおも明るく生きていこうとすることが出来る雪子に。
ただ互いに憎いだけではないかもしれない。
薪は雪子を心配していた。
雪子も薪に笑いかけた。
複雑な感情はあったかもしれないが。


鈴木の好きになった女性がそんなバカな女だろうか?
この辺はまだまだわからないのですが。


私は今、そういう風に感じているのです。
でも「これのみが、私の答ではないだろうな」とも思っています。

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2008.12.31 (Wed) 00:51
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