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【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2018.09.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2018.11.
「秘密season0冬蝉」のネタバレを、
多々含みます。

最初、私は、
「「冬蝉」って、セミの幼虫のことかな?」
と思っていました。
土の中で外の世界を夢見る幼虫。
外の世界を飛び、世界を見る夢を
見ながら眠る、幼虫。

でも、ちがいました。



住田教授のセリフの。

「もし、私が一週間で、死ぬ蝉だったなら」
「生まれてこのかた、この大学構内の
土と木しか、知らないまま、今、死んでいくのに」
「その外に広がる」
「地球の広さ美しさなど、知りたくもない」
「神がもし、たわむれに、蝉に真実をしらせたなら」
「何故、そんな残酷な事をなさるのか」
「「蝉」なのに」
(▲「秘密season0」「冬蝉」/清水玲子
 「メロディ」2017年10月号より引用)




それは、薪さん自身にも、重なる。


「××の閉ざされた世界から、
なぜ鈴木は、この広い世界に、
僕を、連れ出したのだろう。

もうお前はいないのに。

もうお前はいないのに、
なぜ僕はこの残酷な現実を、
見続けなければならないのだろう」と。



これは解釈のひとつでしかありませんが。
「冬蝉」は薪さん自身かも、しれない。




あと、ほかの方の作品ですが、
「八日目の蝉」とも少し重なる。
愛人と彼の正妻との間の赤ん坊を、
さらって逃亡生活を送る女。


NHKのドラマのラストのほう少しと、
映画版のTV放送を見たくらいで、
原作も読んでないのですが。


1年前の、「冬蝉」連載開始時は、
蝉の声も大分落ちていたのですが、
もうすぐ蝉の季節。
コミックス「秘密season0」7巻「冬蝉」
発売時頃(7月5日)には、
きっとうるさいほど鳴いてますね。






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2018.05.20 (Sun) 05:55
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