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【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2019.02.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2019.04.
今年は、清水玲子先生
デビュー35周年記念ということで。
「秘密」以外の清水玲子作品も、
扱いたいと思います。


「22XX」
(にーにーえっくすえっくす)です。
「20XX」ではありません。


私は、西暦2200年代の話
というニュアンスだと、
思っています。


人肉を食することを、聖なる儀式とする、
フォトゥリス人、ルビィと、
ロボットのジャックの物語
――カニバリズムの話です。
ルビィは、自分を助けてくれた
ジャックを人間と思い込み、愛します。




実は、「LaLa」掲載時、
ルビィとジャックのH シーンは、
ほとんど描かれていませんでした。


「22XX完全版」(170P)
(「増刊LaLaSFスペシャル」
 実質的に清水玲子スペシャル。
 「パピヨン」も再録。)
で大幅加筆されたんですね。
H シーンも含め。
(この本は店頭で買いました。)


「22XX完全版」の、
勝手な男と一途な少女といった、
2人のカンケイは(すいません、
私はそう感じました。)
「LaLa」掲載時は、
ほぼ、なかったんです。


ずっと後で、中古の「LaLa」を
手に入れた時に知ったのですが。
すごく衝撃をうけましたね。



もともと「22XX」は、
「月の子」連載時、
「月の子」と同時掲載で
「LaLa」に、120P
(だったと思う)前後編で
掲載されました。



清水先生はのちに語っています。

編集部「先生にとって、
当時少女漫画の定義とか枠
みたいなものはありましたか?
これ以上やっちゃったら
少女漫画じゃなくなっちゃう
みたいな。」

清水先生「それが破れたのは
「22XX」ですかね。
破れたというか、テーマが
きちんとしていれば
多少表現がグロテスクに
なってもいいのかなと
思い始めたんですね。」

文庫版「輝夜姫」14巻
/清水玲子・著
「清水玲子ロングインタビュー」
より引用 2008年。





今考えると、
「22XX」なくして、
「月の子」のあのラストは
なかったろう。
「月の子」のあのラストを
描くためには、
「22XX」が必要だった
のではないか?

今、私は勝手にそう思います。




白泉社文庫版
「22XX」全1巻 清水玲子
http://aquamoon.serio.jp/hyousi/bunko_je/bunko_22xx.html


花とゆめコミックス版
「22XX」全1巻 清水玲子
http://aquamoon.serio.jp/hyousi/tanpen_hc_hyousi/22xx_hc.html





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2018.02.16 (Fri) 07:41
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