【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.10.  123456789101112131415161718192021222324252627282930 2017.12.
3月26日は、清水玲子先生の
お誕生日です。おめでとうございます。



最近、ホント、しみじみと思う。
清水作品は、あらすじや視点や着眼点や
キャラ設定がいいだけじゃない。
全てがつながって、独特の世界観がある。



マンガの力はすごい!!と思う。
それは、マンガというのは、
一人の人間(ユニットのケースもあるけど、
それにしても、少人数。)によって、
描かれるからだ。



1人の人間が、意識的、そして半ば無意識に描かれたもの。



キャラの言葉だって、
その言葉がどういう意味と取られるか。
どういう状況か、全然違ってくる。


作品の名セリフも、本当は、
その文脈、どういうシーンで、
どういう時に、どういうキャラの思いで、
発せられたか、によって、
その重さは、全然違ってくる。


それをわかっていて
私が「名セリフ」を書くのは、
原書を手に取ってほしいから。
原書を思い出してほしいから。
原書に興味を持ってほしいから。



清水世界は、万華鏡のよう。
同じ人にとっても、その時々に、
全く違う世界になる。



「子供の頃に読んだ「。。。。」が、
大人になって読み返すと
全く違う作品にみえて、おどろきました。」

というのを、何度か聞いたことがある。



答えなんてない。
唯一の解釈なんて存在しない。
それが清水玲子作品の個性であり、
ミステリアスなところ。



独りの作家のイメージする世界だから、
だからそれが出来るのだろうか。
映像化に向かないかもしれませんね。



マンガだからこそ、美しい。
少女マンガだからこそ。



テーマは作者から読者に語られるものではなく、
読者が感じるほうがずっと面白い。
私はそう思う。



全ての読者への、作者からの、
一対一のキャッチボールなんですよ。



レビューはオフィシャルじゃないし、
「秘密パーフェクトプロファイル」は、
完成度高いし。



あと、安直なハッピーエンドが
約束されていたら、面白くない。
ご都合主義なのは。
切ないのが好きですね。


まあ、私がそうなだけかも知れませんが。



言葉にできない世界だから、言葉にしたくない。
少なくても私はそうだから。
明示化するのが全てではないと、私は、信じたい。
このキラキラした万華鏡をこそ、届けたい。
残酷で壊れやすそうな程、青く透明な、美しい世界を。





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2017.03.24 (Fri) 07:45
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