【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.10.  123456789101112131415161718192021222324252627282930 2017.12.
私も歌詞が書きたくなった、
そんな空想の詩です。




「あなたは月、私は闇。」


私は愛されなくてもよかった。
あなたが愛されていれば、
私は、それでよかった。


私はあの人を愛した。
それは誰もが理解できない深い愛。
誰もが誤解して、私は壊れた。


私はあなたを愛した。
今度は注意深く。
私は評価された。
でもその世界は壊れた。


私はあなたを愛した。
でも、心は閉ざした。
私は評価された。
私がその世界を守った。


その世界は守ったけど、
私は孤立した。
それでも私はよかった。
大切な世界が守れるのなら。


私は愛されなくてもよかった。
私は愛していたから。
でもさみしくてさみしくてさみしくて。
泣きながら守っていた。
それでもよかった。
愛する世界が存在していたから。
あなたが光だったから。


地の底の狂気の中、
それはきっと、蜘蛛の糸。
救ってくれたのは、あなただった。
あなたが世界をくれたのだ。
狂気は終わりでなく、始まりだった。
光を知らぬ闇でなく、
光を求める闇に。


ある日、私は、
自分が人ではないことを知った。
誰にも理解されない宿命だと。
生まれおちた時に定められた、運命だと。
それでも。


私はそのことを誰にも言えなくて。
でもここに居続ける。それが唯一の願い。


私はあなたのことを知ろうとした。
たくさんの資料をかき集め。
知った秘密は私には重かった。
でも救いだった。
さらなる闇も光も見た。
暗部も。絶望も。希望も。
きたなくて、それでもキレイ。
残酷な程、透明な。


あなたは月の光。
あなたの中の狂気。
あなたは闇をてらす月の光。
あなたは真実。
それがどれほど、私の救いだったか。


だからあなたを守る。
告げれぬ秘密もすべて含め。
それは純粋な愛。


それが、あなたの見たい世界ならば、
あなたの分も、私は見ます。


闇を知っているから、あなたの光をうけとった。
闇を知っていたから、怖かった。
闇を知っていたから、あなたを守りたかった。


私は愛されなくてもよかった。
あなたが愛されていれば。
なのに、今、
こんなにもさみしく、孤独だ。

一方通行の思いに、答は出ない。
それでも。いや、だからこそ


私はあなたを守り続ける。
誰にも真実をつげぬまま。
もう私は、十分、救われているのだから。
あなたが愛されているのを見ると、
私は十分救われるのだから。



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2016.08.24 (Wed) 16:57
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