【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.09.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2017.11.
私は、今の薪さんと岡部さんを見ていると、
とっても幸せになる。


私は今、一生懸命生きている薪さんを見て居たいので、
『秘密』のエンドは、考えないようにしているんです。

薪さんがいつか救われることに、こだわっていないのです。



(この文は、コミックス派の方も、7巻まで読んでいれば、
 大丈夫の範囲だと思います。
 ただ、岡薪についてなので、岡薪中心に書いています。)




だって。物語のエンドって、変じゃないですか?
物語のエンドのあとも、キャラは生きていくわけで。
最近、TVとかのブツ切りのエンドに、
すごく違和感を感じるんですよ。
無理やりの切り方、その終わり方。
時間内に終わらせる事情もあるんだろうけど、
はしょって、無理やりつじつまあわせて、ブツ切り。
それって変だと思うんです。


薪さんは、とても岡部さんに大切にされて守られている。


清水作品全般をみると、
これだけそばに居る人に守られ続けるって、
珍しいケースだと思うんですよ。

ジャックとエレナは、ずっとそばに居るけれど。
ティルトとセツは、ずっと引き裂かれていたし。
う~ん、『輝夜姫』は。。。すごくキャラ同士の関係が
複雑で、なんともいえないなぁ。


でも。誰かを愛することを、そしてそれ以上に、
愛されることに薪さんが今おびえているのなら。

薪さんも岡部さんも、無自覚のほうがいい。


薪さんも、「岡部がいないと生きていけない」と思ったり、
岡部さんも、「薪さんには自分しかいないんだ」とか、
意識しないほうがいい。
言葉にしないほうがいい。
形にしないほうがいい。


それによって、薪さんが今バランスを保てているのならば、
今は今のままでいい。


今の薪さんと岡部さんを見ていたい。
岡部さんに、無償の愛を注がれる、薪さんを見ていたい。


今の薪さんは、十分誰かに、愛されている。
おしつけられるわけでもなく。
心を開いてと、無理強いされているわけでもなく。
こたえて欲しい。気付いて欲しいと願われているわけでもなく。
ただ、守られ、支えられている。


私はそれを見ていると、十分幸せになる。
今の薪さんと岡部さんが、好きなのだ。


救う、というのは、その人の全てを受け止めることとは限らない。
全てを知らなくても、全てに触れなくても、
いろんな形で、人は救われる。
それが重なっていくと、人は十分救われる。
そういう風に、私は感じています。
私は、薪さんの傷に触れない岡部さんのやさしさが、好きなんです。


岡薪のエンドを願ってはいない。
ただ。今の薪さんと岡部さんを、見ていたいのだ。
この不器用な2人の、信頼関係を、見ていたいのだ。


そういう清水作品の、一般の形には属しない
愛の形が、大好きだから。

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2010.01.30 (Sat) 07:55
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