【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.09.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2017.11.
メガネもしくはサングラスがトレードテーマ。
高い身長でとろくてまじめないい人。

ジャックから現在の青木まで、
そんな清水キャラクターの原点から今までの経緯をまとめてみます。

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でも分析して行くと、これまでの作品とキャラクターの配置は
似てくると思いますね。
『月の子』だったらアートが青木で、
ジャックとエレナシリーズだったら、エレナが薪さんになるんだろうし。

(『季刊エス』2007秋 清水玲子インタビューより)
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まず原点のジャック。自分を人間だと思っていたロボットです。
(『ミルキーウェイ』『竜の眠る星』『天使たちの進化論』他)
ジャックは、「ジャックとエレナシリーズ」の前の過去の短編作品にも、
よく出てきたキャラクターです。
(『ノアの宇宙船』など。主に脇役。『チェンジ』では主役。)
『メタルと花嫁』で「ロボットのジャック」として主役になり、
『メタルと花嫁』は、「ジャックとエレナシリーズ」の序章とも、
第1話とも言われています。
とても人間くさいロボットです。


最近のFanの方には、「3頭身の清水先生の似顔絵キャラクター」として、
記憶されているかもしれません。


ちょっとふけていてトロイ。
いつもエレナに振り回されてばかりです。
天竜と同じ顔をしている(ジャックは天竜をモデルとして作られたロボット)
ので、決してサングラスをはずしません。
ロボットだけど、部品はまだ170年間ほとんど交換してません。

ジャックは「天竜」(=エレナの最初の人間の主人で最愛の人だった。)
をモデルに作られた唯一のロボットであるため、
「ジャック」の目印であるサングラスをはずすと、
天竜と同じカオになってしまうので、頑なにサングラスをはずさない。

「オレ自分のカオにやいてんの」
(白泉社文庫『竜の眠る星』1巻P264)



『竜の眠る星』で、セレツネワでの全ての記憶をなくしていきそうになる、
エレナのサガを背負います。

『22XX』でも、残される。
つらいことを忘れることなく、背負っていくキャラクターでもあります。




そして『月の子-MOON CHILD-』のアート。
清水先生にとって、青木はアートだそうです。

まっすぐなバカ正直人。『月の子』メインキャラの中で、唯一の常識人。
言葉にするのが苦手で、ぶっきらぼうで不器用。
でもとてもやさしい人。
超能力とか幽霊とかが大嫌い。
ジミーは超能力を持つのですが、なかなか受け入れらない。
視力がちょっと悪く、メガネをしています。
でも裸眼で困るほどには視力は悪くなく、
ダンスをする時などは、メガネをはずすことも。

ジミーが小さな子供(小年)から大人の女性に変化するので、
小さなジミーの保護者でもあり、家族でもあります。
そして、自分がどういう状況に置かれているか、わかっていなかった。
『月の子』のストーリーで、一番蚊帳の外でした。
主役の相手役としては、当時珍しかったのでは?




『輝夜姫』の守。
作品冒頭から登場するので、『輝夜姫』の最初しか読んでいない人には、
「どこがジャック?」と思われるかもしれません。

ストーリー中盤、守として一度殺され、
クローンである自分の本体のババーニンの体を乗っ取ってから、
ジャックっぽくなります。
(つまり守自身の体ではなく、
成人であるクローン本体のババーニンの方が似ている。)

ユーリー・ババーニンの日本名を、鈴木由里といいます。
マフィアのボスで、銃器の扱いに慣れている。
楓と仲良しです。
背が高く、サングラスをよくしている。(はずすこともアリ。)
もとの守は近視と乱視が入っていて、視力がすこし悪かったが、
移植後のっとった「ババーニンの体」のほうは視力に問題はない。

「サングラスをしていると、外界と自分の間に、バリヤ-ができて、
守られたような感じがして、おだやかになれた。」
(白泉社文庫『輝夜姫』9巻P84)



そして、青木に続いていくんですね。


多分、エレナの系譜のほうがもっと複雑です。
うまく書けるといいのですが。



今はただ、自分にできることをしよう。
そう思います。


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2009.07.25 (Sat) 06:33
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