【月夜水の詩】管理人夜子の、清水玲子作品世界全般+『秘密』ファンブログ
2017.05.  123456789101112131415161718192021222324252627282930 2017.07.
この気持ちを、何と名付けたらいいのだろう。
今は、気持ちがいっぱいで、言葉には出来ない。
簡単に言葉には出来ないのだろう。
うまく言う自信もないし、KYと思われるかもしれない。
でも、それでも書きたかったから。

以下、『秘密2009 ACT.4』のネタバレを多々含みます。



私は、青木が、「言葉をみつけられ」なくて、良かったと思う。
そんなに簡単に言葉にして欲しくない。
ふるえる薪さんに気付いて、
「大丈夫ですからオレは」と言って欲しくなかった。
それが薪さんにとって、一番欲しい言葉でも。
いや、だからこそ、まだ言って欲しくなかった。
「心配だから」「つらそうだから」それだけで、
触れていい傷ではないと思うのです。

青木にはまだその言葉の真の重みは、わかってはいないでしょう?
まだ薪さんのいろんなことが見えていないでしょう?
まだ最初の一歩が、はじまったばかりでしょう?

このまま青木が薪さんを守ろうとするのが、
二人にとっての一番とは、私には思えなかったのです。
お互いにとって時期が早すぎたと思うのです。
守るってそういうことじゃないと思うんです。

だから。

ただ尊敬するだけでなく。
ただ、心配だからでなく。

もっと薪さんをちゃんと見て欲しい。
それまでは、もっと考えて欲しい。
(三好の問題は、おいておく。)

言葉にはしない。
それは、ある意味、大変なことだと思う。
心配だからといって、「大丈夫ですか?」と、
聞いてはいけない時もあると思う。
たとえ聞くことで、聞いたほうがそれでほっとしても、
聞かれたほうは傷つけてしまうこともあると思うのです。


岡部さんは、たとえどんなに
「大丈夫ですか?」と聞きたい、確認したい時でも、
その問いが薪さんを苦しめるのならば、聞かないのだろう。
薪さんが震えているどころか、
最初から、もろさを持つ人だと知っていたから。
気付いても、追求はしないのだろう。
そして、誰より、薪さんの強さも知っているのだろう。
だから、薪さんが「ついて来るな」といえば、薪さんを追わない。
どんなに追いかけて行きたくても。
自分が楽になることより、ただ薪さんを思う。
薪さんの、無茶な願いも叶え、サポートする。
何があっても薪さんを裏切らない。ともに歩く。
無償の愛ですよ。岡部さんが薪さんを、自由にしている。
岡部さんの支えがなければ、
薪さんはとっくに壊れていただろうから。


岡部さんはそれだけのことをしているから。
青木。もっと薪さんのことを、考えて。
ただ尊敬するではなく、守るではなく。
ともに歩みたいのなら、ちゃんと薪さんを、見て欲しいのだ。


まだ、はやい。まだその時ではなかったと思うから。




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2009.06.28 (Sun) 13:07
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